新しいUVトランスファーセンター(UVTC)は2004年5月に建設されました。NuertingenのIST本部にあり、IST Metzのサービス部門およびR&D部門と密接に関わっています。ISTの戦略コンセプトである"more than UV"をさらに発展させるために設立されました。この施設では、メーカー、ユーザー、パートナーとのコミュニケーションが強化されています。 UV技術のあらゆる面でお客様をサポートしています。UVトランスファーセンターの主な役割は、お客様のもつ、技術に関するすべての疑問に対しソリューションを提供することです。
UVトランスファーセンターでは、枚葉オフセット印刷機(7色+コーティング)、2次元および3次元パーツ印刷用の実験室設備、およびドキュメンテーション部門が配置されています。印刷部門では産業用アプリケーションにて経験の深い専門家(熟練技師とエンジニア)がスタンバイしており、また、実験部門では様々なインクに関し専門の技師がサポートしています。ドキュメンテーションでは、テクニカルエディタを採用しています。
UVトランスファーセンターでは様々なトレーニングコースおよびセミナーを開催しています。内容は、UVテクノロジーへの投資を計画している、あるいはUVに関するより深い知識の習得を希望しているグラフィックアート業界の各関係者様を対象にしています。
- トレーニングの理論的な部分は、UV技術の基礎とUV印刷特有の問題点検証で構成されています。 UVランプやリフレクタなどのUVシステムのさまざまなコンポーネントについて詳しく説明します。さらに、異なる基材の特性およびこれらの基材上への最適な印刷方法、ならびにコーティングユニットの使用方法などの技術的生産課題も議論させていただきます。
- トレーニングコースの実践的な部分は、実際のプロセスとUVシステムの動作に重点を置いています。 UVシステム、補助装置および材料・インクは、すべてが最適な製造条件を作り出す要素であり、実際の試験運転による検証も実施されます。
UVトランスファーセンターでは、貸し切りの社内研修も実施可能です(最小参加人数は5名です)。トレーニングが効率的であることを保証するために、参加者の最大数は8人です。お客様独自の印刷機にて個別のオンサイトトレーニングも可能です。